人と人の出会いっていうのは全く予想がつかない。
電車の通過駅みたいに、右から現れ左に消えていく。
ほとんどは現れては消え、もう二度とは戻ってこない。
それが恋でないにしろ、彼女とはずっと一緒に居たいと思う。


理解し、救いたいのかもしれない。(ずいぶん大袈裟に聞こえる。)
いや、
救われたいのは彼女ではなく、たぶん本当は僕なんだろう。


彼女は言った
「誰だって結局、自分のためじゃない?」
夜中に彼女と電話で話すのは二度目だ。
彼女の甘いのに、艶やかな声を聞いていると彼女に同化されていくような感じがする。
「そう思わない?」

どういう経緯で彼女がそう言ったのかは覚えていない。
でも、それがある面での彼女の行動上の標語になっているのだろう。
だからといって、彼女はまず人を傷つけることはない。


僕は言い返せなくなる。
だってそれはある意味一つの真理だから。
でも、上手く言えないけど、それは根本的に間違ってもいると思う。


続く

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